歌舞伎・酒呑童子

先週の金曜日ですが、歌舞伎を見に行きました。「大江山酒呑童子」という演目が目当てでした。「外郎売の口上」の中にもストーリーのヒント部分や登場人物の名をフィーチャした部分などが出てくるし、「ぶぐばぐ会」においても幾度か紹介したことがありました。昨年は舞台となっている大江山にも立ち寄ったことがあります。今回の演目は、十七世中村勘三郎のために書き下ろした作品とのことで、息子である中村勘九郎勘三(酒呑童子)や中村扇雀(源頼光)が演じた。抱き合わせ(?)の演目が次郎長もので、こちらも予想以上に面白かったです。次郎長(弥十郎)が旅先で女房のお蝶のために仮の宿を求めた先が、かつて世話をした博打がやめられすに貧乏暮らしをしている勝五郎(獅童)のところで、何とか次郎長一行をもてなそうとするコミカルで人情味のある一幕で、中村獅童、中村七之助、坂東弥十郎といった当代の人気俳優ということもあってか、舞台に花がありました。大いに楽しめました。

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